家庭菜園の王道。ミニトマト

家庭菜園
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夏野菜の四天王があるとしたら、ナス、ピーマン、トマト、キュウリではないかと、個人的には考えています。
その四天王の中でもキングともいえる存在がトマトではないでしょうか。

ホームセンターで苗を購入しようとすると、圧倒的なスペースをトマトが占めていることに気づかされます。
特に、ミニトマトは初心者にも育てやすく、人気が高いのだと思われます。

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育て方のポイント

① 連作を嫌うトマトは日当たりが大事
他のナス科の野菜と同様に連作を嫌うため、数年ナス科の野菜(トマト、ナス、ピーマンなど)を作っていない場所で育てることがまずは、大事になってきます。
また、日当たりのよい場所で育てると、βカロテンやビタミンCが豊富になると言われています。

② 支柱が大切
トマトについては、苗を買って育てる人が多いと思います。
苗は5月下旬に本葉が6~7枚の苗を購入すると育てやすいです。
そして、苗は支柱を立てて動かないように固定してあげてください。
大きくなった後もかなり茎が太くなるので、順次支柱に括りつけてあげる必要があります。(実の重さも加わると折れてしまうことも・・)

③ 1本仕立てか2本仕立てで
トマトは1本仕立てが基本ですが、ミニトマトは2本仕立てでもよいとされています。
1本仕立ての場合は脇芽をすべて摘み取り、2本仕立ての場合は脇芽を1本伸ばしてあげます。
実が大きくなってきたら追肥を行うことも重要です。

④ 敷き藁
梅雨入り前に敷きわらをして泥はねを防ぎます。梅雨明け後は更にわらを厚くして地温の上昇や乾燥を防いであげうるのがベター。
夏の暑くなってくることには多くの実をつけ、収穫となります。

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生長過程

ホームセンターに行くとその種類の多さに圧倒されます。
どれを選んでいいのやら。

細かな違いはあるにせよ、大体同じはずだと、適当にチョイスをして植え付けました。
ただ、ミニトマトの方が初心者向けとされているので、大きなトマトを買わないように注意です。

それと、ホームセンターの人いはく、支柱は必要になるから、ということで輪っかのついた支柱もあわせてゲットです。
完全に放置して育てられるほど甘くはない、ということですね。

特に生長初期はかなり風の影響を受けると感じました。
私の畑は南風が強いのか、こんな感じで倒れてしまいました。
しっかりと支柱に紐で括りつけてあげる必要がありますね。

ただ、ミニトマトはナスなどに比べると水やりをあまり必要としない野菜のようです。
その点はあまり手がかからないですし、育てやすいと言われるゆえんだと思います。

むしろ、水を多く与えてしまうと甘味のある実がならないようなので、水やりについては、あまり神経質になる必要はありません。
そして、なんと空気中の水分を茎についている細かな毛のようなもの吸収する能力もあるそうなんんです。
すごい力ですね。

ただ、想定外だったのは、茎の太さです。
茎って、根に近い部分が一番太く、その後は細くなるもの。
そんな風に勝手にイメージしていましたが、トマトの茎はどんどん伸びても太いままです。

そのためある日ついに、茎が折れてしまうということが起こりました。
中央の部分が折れた後の形跡です。

幸い、完全にポキンとはならず、その後、枝を支柱にたくさん括りつけてあげることでなんとか
生長を続けることができました。

しばらくするとこんなにも実が。
これが全部収穫できるとなるとウハウハです。

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収穫

たくさんの実がなったものの中々赤くならないミニトマト。

実がなるとかなり株に重さがかかり、再び折れてしまうことを警戒し、試しに緑色のまま収穫してみました。
実は収穫してから赤くなったりしないものかと・・・
期待はあっさり裏切られました。
相変わらずっ緑色のままで、美味しくないです。

ただ、夏本番になると色も赤くなってきました。


油断するとひび割れを起こしてしまうので、収穫のタイミングはやや注意が必要ですが、1つの株から大量のトマトが収穫できました。

終わってみれば支柱の支え以外はほとんど手がかかりませんでした。
やはり初心者には向いている野菜ですね。

ただ、当初買った朝顔を育てるに使いそうな輪っかのついた支柱はよくないですね。
小さすぎます。
上にもぐんぐん伸びますし、横にも広がるので、輪っかは生長を邪魔してしまいます。
大きく長い支柱が必要であったと反省。

次回の栽培は1年後です。
今度はより大きな支柱で、より元気に育てるぞ。

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