2021年の夏野菜、我が家の10㎡家庭菜園において、最も簡単で、最も収穫量が多かった野菜は何?
と言われたらサンチュです。
サンチュは韓国料理のイメージがあるのですが地中海沿岸地方から中近東原産のキク科の野菜です。サンチュに韓国料理のイメージがあるのは、日本には中国から韓国経由で伝来したからですね。
では、いつ伝来したのか?
実はサンチュの日本での歴史は意外と長く、平安時代から栽培されていたというから驚きです。
そんないろんな料理に使うこともできるサンチュですが、日本ではレタスの人気が高く、スーパーでもサンチュのスペースって、ほとんどないですよね。
今回はそんなサンチュの栽培を振り返りたいと思います。
育て方のポイント
育て方のポイント…
他の野菜と違い、特別な仕立ても必要なく、摘芯なども不要なのであまりないです..
サラダナと育て方は同じだと言われていますね。
ポイントについて。
あえて挙げるなら以下2つかと思いました。
①苗植え
私は5月の連休明けに植えましたが、4月に植えることもOKです。
サンチュは暑さにあまり強くないようで、25度以上になると生長が抑えられ、病気の発生も多くなると
言われています。
ちなみに、発芽適温は16~20度で生育適温は15~20度です。
②収穫時期
夏野菜といっていいのかわかりませんが、収穫は6月くらいがピークになる野菜です。
見た感じである程度大きくなって株も生長した後、葉が15枚以上になったら下葉から収穫していくのが
収穫方法です。
以上、ほとんどポイントというほどでもないですが。
とても簡単に育てられる野菜なので畑でなく、鉢植えで育てているという方もいるのではないでしょうか。
生長過程
ホームセンターで苗を買ってきて植えてみました。
もう食べてよさそうなくらいの葉がついていますね。
すべすべしていて、とても柔らかいです。
でも、これ食べたら光合成できなくなって即時栽培終了になりそうですね。
ここは少し我慢でし大きくなるのを待ちましょう。
サンチュの栽培は超簡単で、基本的に放置です。
水やりと追肥をするくらいで勝手に育ってくれます。
始めは少しずつ葉が増えていきました。
そして、いつの間にやら立派になりました。
この辺りで少し追肥をしてみました。
葉野菜なので窒素が必要ですね。
とりあえずは有機肥料の鶏糞を与えることに。
適当に穴を掘り、手の平くらいの鶏糞をいれます。
その後、水をかけてあげると有機肥料の鶏糞も多少は早く効いてくれます。
こんな感じて追肥は完了。
その後はぐんぐん生長し、森のようになっていきます。
これくらいになる収穫ができます。
下の葉から順番に収穫します。
光合成ができるように、一気に全部を収穫してしまわぬように注意します。
収穫したサンチュ定番ですが焼肉とセットでいただきました。
スーパーで買うと結構高いのですが、自家栽培なので贅沢に使わせていただきました。
その後も次々と葉が出てきます。
雨で葉が汚れてしまうことを避けるため敷き藁もしてあげます。
泥がつくことで病気などになってしまうことを避けるためです。
私の場合は1週間に1度くらいのペースで収穫していきました。
2株植えたのですが、もう飽きるほど食べました。
何度チョレギサラダを作ったことか・・・
そんなサンチュを下の葉か収穫し続けた結果がこちら。
どんどん上に葉が出てくるんですね。
この時点ではまだまだ元気な葉が収穫できます。
しかし。
収穫を終えた下の方から少しずつ元気がなくなっていきます。特に根本の葉がヨレヨレになってきます。よく見ると小さな葉っぱはどんどん出てくるのですが、あまり大きく生長していってくれません。
そして、最終的にはこんな感じになってしまいました。
そして、根を抜かずに放置をしていたら暑さのせいか溶けてしまいました。
それでも2株で飽きるごど収穫できます。
夫婦二人であれば1株でも十分だと思いました。
飽きるほど食べたのでしばらくサンチュはいらないかな。
意外とサンチュは高いので家庭菜園で育てると金銭的にもお得かもしれません。
それに栽培もかなり楽ですからね。
ほぼ放置なので。
あまり手間をかけずに沢山収穫したい、という方にもおすすめできると思いました。