10㎡の畑で12種類の野菜を栽培~家庭菜園の記録(5カ月間)~

家庭菜園
スポンサーリンク

2021年4月、コロナ禍での新たな楽しみとして始めた家庭菜園。
ベランダでミニトマトすら育てられなかった私のたった10㎡の畑で挑戦した家庭菜園について
振り返りたいと思います。
結論からいえば、約5か月間で12種類の野菜を収穫できました。

スポンサーリンク

10㎡で12種類の野菜を収穫

結論からいって、予想外にうまく栽培することができました。
ベランダでの栽培はやはりエアコンの室外機の影響などもあったのかもしれません。
畑で栽培したところ、どの野菜も順調に育てることができました。

10㎡ですので、あまり広くはありません。
ご覧のとおり、畝の数は5つで、1つの畝に4つずつ株を植えていきます
単純計算で20種類植えることができるのですが、トマト、ピーマン、ナス、キュウリの夏野菜は
絶対に収穫したいと思ったので、2株ずつ植えることにしました。

かわいい苗たちです。

ホームセンターによってはとてもたくさんの種類の苗が売られています。
何店舗のホームセンターに行ったことか…

ただ、ホームセンターの家庭菜園コーナーを見るのは楽しいですね。
スタッフの方にいろいろ教えてもらうこともできますし。

こんな感じで植えてきます。

各野菜の細かな野菜の生長記録が同カテゴリーに1つ1つ記事にしておりますので、ご興味ある方は
ご覧ください。

ここではざっくり、栽培した野菜の生長記録をまとめてみたいと思います。
ついでに、個人的に感じた栽培難易度を難しい順に★5つで表してみたいと思います。

①ミニトマト(難易度:★★★)

初心者向けの代表的な夏野菜です。
トマトはあまり水をあげすぎると甘味がなくなるということで、実が付き始めてからは、水やりを
しませんでした。
この点も栽培が楽な理由ですかね。
ただ、ただ、生長すると木の上部もかなり重量が出てくるんですね。
木が途中で折れるというハプニングがありました。
これは想定外。
小さな苗の頃はもちろん、大きくなるにつれて支えの棒にくくりつけてあげるお世話は欠かせません。
気温のため、緑色の実から赤くなるまで時間を要したり、想定外に長雨により実が割れてしまうことも
ありましたが、そこそこ収穫できました。
木からもトマトの香りがするのが、なんともよいですね。
高い栄養価だけでなく、料理に彩りを与えてくれるトマトは夏野菜にはかかませんね。

②ピーマン/③パプリカ(難易度:★★)

トマトに比べると水やりは少し頻繁にする必要がある野菜です。
とはいっても、畑はクルマで行かなければならないほどの距離にあるので、週1ペースでしたが、
水やりの日は十分に土が湿るほど水やりをしました。
ただ、特別な仕立ても不要で、木もあまり大きくならないので、トマトのように生長の度に補強して
あげる必要もなく、かなり楽に育てられました。
唯一、困難だった点は、パプリカが完熟しなかったこと。
辛抱強く待てば赤や黄色になったと思いますが、木への負担を考え、緑色のまま収穫してしまいました。
料理の際は少し部厚いピーマンというくらいで、美味しくいただけたので、まぁOKです。

④ナス(難易度:★★★★)

3本仕立てという、初心者には「?」な作業を要します。
加えて、今回栽培した野菜の中では最も水やりを行いました
ナスは水を切らすと生長が悪くなると言われていますからね。
結果、ナスは2株中、1つは途中でダメになってしまいました。(後に新たに苗を植え、栽培できましたが)
元々連作を嫌う野菜でもありますし、日当たり、風とおし、水やりには気をつかいましたね。
ただ、今回栽培した野菜の中で一番おいしいと感じた野菜でもあります。
天ぷらにして、柔らなくなったナスは最高です。

⑤キュウリ(難易度:★★★★★)

ネットが必要な野菜です。
その上、ウリハムシというやっかいな虫の標的にもなり、小さな苗のうちは何かと世話のかかる野菜でした。
ただ、水やりさえしっかり行えば、次々と実がなるので、育てていてとても楽しい野菜ですよね。
収穫のタイミングが2、3日遅れてしまうと巨大化するという難点もありますが。
今回栽培した野菜の中では栽培の手間を考えて★5つとしました。

⑥ゴーヤ(難易度:★★★)

キュウリと同じくネットが必要な野菜です。
今回はキュウリと兼用にしましたが。
ゴーヤはキュウリに比べると水やりに気を使うこともなく、実の生長も比較的ゆっくりなため、収穫のタイミングもそれほど気になりません。
難点はゴーヤチャンプルばかりを食べることになるという点でしょうか。

⑦ズッキーニ(難易度:★★)

ウリハムシには相当やられましたが、特別な仕立ても必要ないので、基本的に放置して育てることができます。
ただ、うどんこ病などにもやられ、思ったほど収穫はできませんでした。

⑧サンチュ(難易度:★)

支柱で木を支えてあげる必要もなく、時々水やりをするだけで簡単に栽培できました。
しかも、大量収穫。
今年の夏、一番のヒットです。
サラダとしても焼肉のお供としても使えます。

⑨バジル(難易度:★)

サンチュと同じく、何もしなくても勝手に育ってくれます。
今回は、ある程度生長した所で摘芯をし、それを挿し木にしてプランターでも栽培をすることができました。
ピザトーストに使ったり、ジェノベーゼなど、イタリアンにはぴったり。

⑩大葉(シソ)(難易度:0)

圧倒的に楽です。水やりをちょこっとするくらいで十分です。
今回は苗を買いましたが、苗を植えていない畑からも勝手に生えてきました。
前年の種が残ってたんですかね。
どんなにずぼらでも栽培できると思いました。

⑪ネギ/⑫ニラ(難易度:★)

セットにしてよいのかわかりませんが、両方とも特別なことは何もせずに栽培できます。
手がかからないすぎて、生長のありがたいみを感じないくらいでした。
ネギがどんな料理にも使える便利な野菜ですね。

スポンサーリンク

10㎡の家庭菜園のお世話

一人でお世話を十分にすることができます。
ただ、初めはスコップや鍬を使わずに耕しましたが、結構大変です。
大きな道具はあった方がいいですね。
特に畝を作るには10㎡でも結構大変です。

ただ、水やりは10㎡くらいであればジョウロで十分だと感じましたね。

ちなみに、今回育てた野菜は、収穫時期がうまいことずれていたので食べきれない、ということもなく、どの野菜も残さずに使い切ることができました。

少し大変だな、と思ったのは追肥です。
今回は20株を鶏糞を使って追肥をしましたが、1回の追肥で40回穴を掘って、肥料をいれる、ということを行う必要がありました。


これはなかなか体力を使いましたね。
化成肥料のようにまくだけのタイプにするのも検討すればよいかもしれませんが、有機野菜の栽培にこだわる方はがんばらないといけません。

今回は最低限のお世話で全種類の野菜を収穫することができましたが、週1、2回くらいしか畑にいくことができず、
水やり不足で一部の野菜は十分な収穫が得られなかったり、収穫のタイミングが遅れて野菜が巨大化してしまうこともありました。
この辺りは改善点ですね。

スポンサーリンク

家庭菜園をすると食に対する考え方が変わる

ありきたいですが、食べ物を大切にしようと思います。
大量生産をしていると見え方も違うかもしれませんが、10㎡だとすべての野菜の生長具合を十分に把握できますし、
愛情を注いで育てることもできます。

スーパーに何気なく売られている野菜も生産者がいるわけです。
ハウス栽培されている所も多いですが、天候など自然と戦いながら美味しく育ててくれているわけですからね。
ありがたいです。

とてもとても小さな10㎡の家庭菜園
野菜の収穫量はそれほどでもないかもしれませんが、
家庭菜園を通して得た経験や、食べ物についての発見はとても大きな収穫であったと思います。

タイトルとURLをコピーしました