ミシュランガイド東京で“ビブグルマン”、そして一つ星に選ばれた名店。
ラーメンというジャンルでミシュランに評価される店は限られていて、
その中でも不如帰は“蛤の旨み”という唯一無二の個性で選ばれている。
ミシュランが評価したポイントは、この店の素材の扱いが丁寧であり、旨みのレイヤーが深く、一杯の完成度が高いラーメンであるという料理として完成している点にあるのだろう。
新宿御苑近く、ちょっとわかりにくい場所に静かに店を構えている。
午前に来店に午後の整理券をゲットできました。
新宿なのでインバウンドの客もかなり多い。ほとんどがインバウンドに感じるほど。
店員さんも英語を使いこなして接客。



店内はちょっとした料理店の雰囲気はあるが、やはりラーメン店であはあると感じる。


そして、定番の蛤をつかったラーメンが静かに運ばれてくる。
まずはスープをひと口。「これは蛤の旨みを極限まで引き出した料理だ」
そう思わせるほど、クリアで奥行きのある味。
ふわっと香る蛤の出汁奥にある鶏のコク表面の香味油が香りを引き上げる塩の丸さが全体を包む麺は細めで、スープをしっかり持ち上げる。
すすった瞬間に鼻へ抜ける蛤の香りが心地よい。チャーシューもメンマも、主張しすぎず、
“蛤の旨みを邪魔しない脇役”として完璧に成立している。
それだけでなく、多様な味がうまく融合したところに奥行きを感じる。


食べ終わってからは「美味しかった!」と声に出すというより、
「いいものを食べたな」とじんわり思える。
混雑ゆえに頻繁に行くことはできないが、ぜひまた訪れたいお店。

