ケアンズから行くことができる大自然はグレートバリアリーフだけではありません。
海の後は、山であります。
今回の旅を振り返るシリーズは2018年12月、キュランダの旅であります。
キュランダというのはアボリジニの言葉で「熱帯雨林にある町」という意味だそうです。
世界遺産にも登録される巨大な熱帯雨林へGO。
スカイレールでキュランダ村へ
キュランダ村へはロープウェイと鉄道で行くことができます。
今回は往路はロープウェイで、復路は鉄道(キュランダ鉄道)で行くことにしました。
ロープウェイはスカイレールと呼ばれます。
まずは、ケアンズのホテルからバスでスミスフィールドという駅まで向かい、そこでスカイレールに乗り込みます。
結構乗るのに時間がかるかな?と思いきや、ほとんど待たずに乗車、出発です。
スカイレールから見える景色。
この熱帯雨林、なんと1億年前からここにあるといわれているそうです。
1億年て…
スケールが大きすぎて想像を絶します。
熱帯雨林ということで霧が出てていたり、雨が降ったりの天気ではありましたが、窓から見えるその景色。
この滝もすごい…
広すぎます。
どこまで続くのかっていうくらいの森です。
ところでスカイレールはキュランダ村までノンストップなわけでありません。
途中の駅で降りることができます。
そして、この熱帯雨林を間近で見ることができるようになっているんです。
この辺りに生息する動物の紹介コーナーなんかもあります。
スカイレールの駅からは遊歩道が整備されているのでどんな靴でもOKです。
1億年以上も歴史があるというに、近くでみると意外と普通の木々に感じます。
私の感受性が低いのか、あまりありがたみを感じることなく淡々と歩いてしまいました。
やはり熱帯雨林は上空からみる眺めが最高ですね。
どうですか。
そしてキュランダ観光鉄道も見えますね。
帰りはあれに乗って帰る予定です。
スカイレールの所要時間は途中下車も含め1時間30くらいでしょうか。
キュランダ村へ到着です。
ワニがプラプラ歩くキュランダ村散策
キュランダ村は田舎の観光地という印象です。
全体的に少し古い村という感じですね。
お土産ショップもたくさんありますが、あまり賑わってはいませんでした。
売っているものも民族的な独特なアート作品が多い印象です。
そして、カンガルー関係の商品もありました。
カンガルーがこんなことに…
確かにスーパーでもカンガルーのお肉が普通に売られているような国ですからね。
あと、オパールがたくさん取れるのかオパールをつかった宝石店も多いですね。
全体的にのんびりした雰囲気のある村です。
でも、そういう所がこの村のよさなのかもしれませんね。
レストランもありまして、クロコダイルをいただきました。
すると、足元にワニが。
よくみるとレストランのあちこちに野生のワニがいます。
そして、皆、平然と食事をしています。
ワニバーガーを食べているのに。
勘弁してもらいたいです。
というか、怖いです。
急いで食べて店を後にします。
こんな風に普通にワニが出てきてしまうほど自然たっぷりなのです。
ところで、のキュランダ村では、とても貴重な体験ができます。
あれです。
コアラ。
コアラを抱っこできるのです。
オーストラリアといえばコアラなのですが、実際にコアラを抱ける州は限定的なのでどこでも抱けるというわけではありません。
村にある小さな動物園のようなところに入るといました。
たくさんコアラがいます。
こんなに間近で見たことはないかもしれません。
これはかなり癒されます。
動くぬいぐるみとはよく言ったもので、ほんとにぬいぐるみみたいです。
ただ、動くぬいぐるみではなく、ほとんど動かないぬいぐるみ、といった方が正確でしょうか。
よく寝ています。
コアラはユーカリを食べるとき以外はほぼ寝ており、1日20時間くらいは寝ているようです。
ほとんど活動しない動物なんですね。
それにしても、ユーカリの木につかまって寝ている様子はかわいいですね。
抱っこするのは別料金ですが、他ではなかなかできない経験ですね。
園内にはカンガルーもいました。
ケアンズではカンガルー肉を食べたばかりですが…
それと、ワニも…
先ほど食べたばかりです。
自然の恵みをいただいていると実感。
ありがとうございます。
こうした動物もよいですが、バタフライサンクチュアリという1500以上の蝶がいる施設があります。
入ってみるとあちこちに蝶が。
しかもでかい。
少し怖いです。
目標は観ると幸せになるという青い蝶なのですが、残念ながらそれは見つけらず。
それでも巨大な蝶がこれほどいる空間は珍しいです。
こうして自然に満ちた村、キュランダ村の散策は終了です。
世界の車窓から。キュランダ観光鉄道。
キュランダ村へ来るときはスカレールで来ましたが、帰りはこの電車に乗って帰ります。
鉄道の駅はスカイレールの駅とは場所が異なりますのでご注意ください。
元々は貨物列車だったこの鉄道ですが、今ではキュランダ観光鉄道ということで1つのアトラクションにもなっています。
こちらの列車、あのテレビ番組”世界の車窓から”のオープニングで10年間も使われていた鉄道とのことです。
”ザ・世界の車窓から”ということですね。
乗っている列車をこうやってみることができることって、なかなかないですよね。
車窓も大きいです。
2時間くらいの列車旅は車窓を見ていると結構あっという間に感じました。
最後まで、見所がたくさんのキュランダ観光でありました。