ゴツゴツした街、ゲントで「神秘の仔羊」に出会いました。

お出かけ
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ブリュッセルから列車で40分。
今回の旅を振り返るシリーズは2019年、ゲントの旅です。

ゲントへ来た目的は、聖ハーブ大聖堂の「神秘の仔羊」をみるためです。
11枚の絵画から構成されたファン・アイクにより制作された大きな祭壇画で、ベルギーに来たからにはぜひ見るべき!
とヨーロッパに詳しい知人から教えてもらったのです。
もうそれは感動するよ、と。

せっかくブリュッセルに滞在しているのだからと、行ってみました。

ゲントの駅はセント・ピータース駅です。

トラムは駅を出て左側にあります。


ここから聖ハーブ大聖堂までは大体2kmほど。
いつもですと、徒歩で歩いてしまう距離なのですが、同じ日にブルージュにも行くことにしていたため、今回トラムで行くことにいたしました。
街中をトラムが走っているような印象でした。ゲントでは路線バスのような存在なのでしょうか。

ここからの眺めは特にいいですね。手前から聖ニコラス教会、鐘楼、そして一番奥にあるのが今回の旅の目的、聖バーフ大聖堂であります。豪華3ショットですね。


10分くらい大聖堂のある旧市街に到着です。
あっという間でした。

こちらが聖ハーブ大聖堂です。
厳かな雰囲気ですね。
そして、大きいです。ブルージュのマルクト広場にある塔楼にどことなく似ているような気もします。

神秘の仔羊はこの中に一区画に収められていますが、別料金です。
そして、撮影はNGであります。

祭壇画はこれまでにもいくつかも観たことがありましたが、独特なオーラを放っておりました。
特別に保管された雰囲気がそうさせたのかもしれませんが、鮮やかな緑色に平原の中央に多くの人に
囲まれ佇む仔羊。
不思議な力が宿っているようです。

ただ、やはりこういう宗教画は、もう少しその宗教の理解があってこそ感じるものがあるのかもしれませんね。
素晴らしい作品であることは伝わってきましたが、その世界観が完全にわからないのは残念に感じました。

大聖堂の前には街のシンボル?でしょうか。
大きな時計台がありました。
ここは、1300年頃に建てられた鐘楼
かつては牢獄としても使われたそうです。こちらは、世界遺産でございます。

こちらは聖ニコラス教会であります。

ゲントの街はこのように全体的なグレーな街並みというか、華やかさはなく、どことなく、ごつごつした感じです。
それにしても、この眺め。
なんかいいですよね。


比較的午前中の早い時間ということもあるのか、人通りもあまり多くはありませんが、その分、異国感を感じることができました。

そういえば、ここでベルギーでは有名なハンバーガーのファストフードであるクイックへ。
Qのマークは目印です。

味は…
ごめんなさい。私は日本で食べるマクドナルドの方が好きです。
もちろん、まずくはないです。
ただ、ファストフードのハンバーガーがどこも美味しいので、あくまで相対的評価ということで。

さて、短時間ではありましたが、同じベルギーのブリュッセルやブルージュとは、異なる独特の街並みでありました。

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