これぞ、オランダ。世界遺産キンデルダイクの巨大風車群

お出かけ
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今回の旅を振り返るシリーズは2019年キンデルダイクへの旅です。
キンデルダイク
正確にはキンデルダイク=エルスハウトの風車網
世界遺産に登録されているオランダの風車がたくさんあるところです

オランダで列車に乗っていると風車はところどころで目にします。
アムステルダム近郊にもそうした風車がいくつか設置された観光スポットなんかもあります。
オランダは国土の4分の1が海面より低いという特殊な地形です。
そのため、水害との闘いは長きにわたり、その結果高度な排水システムが必要であり、風車が活躍していたということです。

しかし、現代においてはこういった昔ながらの風車はあまり残っておりません。
技術の進歩によって姿を消してしまいました。

しかし、キンデルダイクには歴史的価値のある風車がなんと19基も残されているのです
アムステルダムからでも日帰りで十分いける距離なのでロッテルダムからクルーズに乗ってやってきました。

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キンデルダイクへのアクセス

キンデルダイクへ行く方法はいくつかありますが、今回はロッテルダム駅経由でクルーズ船で向かいました。
乗り継ぎもなく便利ですよ。
ロッテルダム中央駅から発着場へは徒歩で向かいました。
ただ、夏の日差しの中歩くと相当疲れます。
2km程度歩きますので歩かれる方はお気を付けください。
しかも、ロッテルダムの街並みは歴史的風景というよりは普通の近代的な街並みですので、日本に住んでいる風景とあまり変わりません。
やや退屈に感じるかもしれませんのでその道のりは余計に長く感じます。
多分アムステルダムだったら全然気にならない距離だと思いますが。

クルーズ船の発着場では中国人の団体客がたくさんいらっしゃいました。


そして、クルーズ船に乗車。
涼しい。快適過ぎました。
長い距離を歩いたので体力回復です。

ちなみにキンデルダイクまでは30分くらいです。
10km程度しか離れていませんからね、あっという間ですし、景色を見ていれば楽しい船旅です。

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これぞ、オランダ。世界遺産キンデルダイクの巨大風車群

クルーズの発着場につくと大きな木靴がお出迎え。
ここにはビジターセンターがあり、とりあえずレンタサイクルがあるため利用することに。

自前の自転車をもってきている人もいました。
できるなら私も自分のロードレーサーで走りたかった。

今にして思えば自転車はマストアイテムでした

19基の風車というとその数が多いのか少ないのかいまいちピンときませんが、この風車群、めちゃくちゃ広いです
マラソン選手ならともかくその全部を見ようと思うなら自転車は必須です。
しかも、私は行った日は日差しも強く、もし自転車を使わなければ、全体の10分の1も見ることができず疲れ果ててしまったかもしれません。

こんな感じで、みんなチャリ移動です。
そして、日陰ない!一本道!
日焼け対策はバッチリお願います。
私も結構対策したはずなのですが、かなりやられました。所要時間2時間くらいだったのですが。

ご覧のとおりすごい平野です。
1つ1つの風車の間は結構距離があるんですね。

こうしてみるとその羽の大きさに驚かされます。
でかい。

自転車でしばらく走るといくるかの風車が一度に見えるスポットがあります。
写真を撮るにはここがもっともきれいな場所でした。
すごい風景です。

この日はとにかく暑かったので運河にダイブする青年も。
気持ち、わかります。

ところでこの風車群の中には2つほど中に入れるところがありました。
風車の中には風車の仕組みや現役で使用されていたときの様子について説明する展示があり、博物館のようでした。

風車の中での暮らしぶりもわかります。
チーズをつくるんですかね。
ヤギもいます。
洗濯物まで。
どうやら本当にここに住んでいるようでした。

風車はその保存のため実際に人が暮らしているのです。
夜になったら真っ暗で外に出られなさそう。
でもこういうバカンスシーズンにはたくさんの人が家にやってくるわけです。
楽しそうですね。

こんな巨大な風車群、ここでしかみることのできない景色です。
もし時間があればぜひいってみてはいかがでしょうか。

日帰りだったのでアムステルダムについてからは夜の街へ。
ビール、クロケット、燻製のウナギです。
うまい!
大量に陽ざしを浴びたあとのビールは最高です。
ご馳走様でした。

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