一度は行ってみたい、見てみたい大自然。
私の場合はいろいろあるのですが、その1つ、子供の頃からの憧れであったナイアガラの滝。
今回の旅を振り返るシリーズはは2014年ナイアガラの旅であります。
2014年、短期間ですがアメリカに留学するチャンスがあり、ここぞばかりにアメリカ観光を敢行しました。
洒落ではありません。
すみません。
とはいえ、平日はそれなりに課題をこなさないと授業で困ることもあり、観光や遠出は土日へ行くだけでしたので、あまり思いった旅はできませんでしたが。
そこで、滞在地であるアメリカ東海岸からアクセスが容易な大自然に行こう、ということでナイアガラの滝に行ってみることにしました。
意外と不安だったナイアガラの滝へのアクセス
ナイアガラに行く方法はいくつかあります。
私が候補として考えたのはトロント(カナダ)経由とバッファロー(アメリカ)経由の2つです。
トロントは街としても魅力的だったのですが、バッファロー経由に比べると時間もコストもかかります。
お金も時間もあまり余裕がない旅でありましたので、今回はバッファロー経由を選択。
バッファローという街なんて、聞いたことなかったですが、とりあえず、行ってみることに。
大ざまっぱなアクセスですが、ワシントンDCのロナルド・レーガン空港からバッファロー空港へ向かいます。
その後、バッファロー空港から、バッファローの街の中心部へ行き、その後、路線バスに乗ってナイアガラへ向かうという計画です。
もっと簡単な行き方はないのか?
と思われるかもしれません。
ちゃんとあります。
実際は路線バスなど使わずとも、空港バスからシャトルバスが出ているそうなのです。
ただ、5,000円くらいかかるということで、今回は路線バスを使うことに。
これで交通費は数百円ですみます。
今にして思えば、観光客で路線バスをわざわざ使う人はあまりいないような気がします。
そもそも、路線バスというのは旅行者にはハードルが高いところがあります。
実際、私も都内のバスすらほとんど使いませんし。
海外の行ったことのない街なので慎重に行かねばなりません。
ただ、調べてみても路線バスでナイアガラに行く行き方の情報はほとんどありませんでした。
そのため、詳しい行き方はある方のブログの記事を参考にしました。
こういうときに旅ブログを書いている人の記事は本当にありがたいです。
何番のバスにどこで乗ればよいかなど、その情報だけが頼りでしたから。
ありがとうございます!
ちなみに、バッファローの街はこちら。
ニューヨーク州、エリー湖の近くにある都市で、冬は極寒の地です。
ちなみに、全米でも治安の悪い都市として有名で、治安の悪い街ワースト3の常連とうことです。
なんと、ワースト1位にもなったことのある都市ということでした。
アメリカの中でも治安が最悪とは…
もう、それを聞くだけで怖いですね。
日中なのですが、人が全然いません。
これでも街の中心部なのですが。
商業施設もほとんど見当たらず、衰退した都市という雰囲気です。
まるで、ロックダウン中の街ですね。
野球場なんかもありました。
標識が少し曲がったままのあたりが、街の今を象徴している気がしました。
なにはともあれ、バス停に向かいます。
ブログの記事だけが頼りでしたから本当にバスが来てくれるか不安でしたが、
しばらく待っていると期待通りの番号のバスが来ました。
よかった…
ひと安心です。
一応運転手にナイアガラの滝に向かうのか、と聞きました。
頷いたように見えたので、まずは安心。
路線バスですが、想像していた通り旅行客は皆無、普通に生活の足として利用されているバスでした。
それはそうですよね。
乗車中、停留所にて、少しのタイミングでバスに乗り遅れる方がいました。
しかし、
運転手さんは無視してどんどん進みます。
乗れなかった客は何かやらクレームを大声を外から叫んでいました、
やはり、あまり街の雰囲気はよくないですね。
そんなローカルな風景を見ながらもバスは進み、
なんとか無事にナイアガラに到着することができました。
天に昇る水しぶき。カナダ滝
ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境にまたがっているのをご存知でしょうか?
当初、カナダのイメージが強く、アメリカからも見ることができることを知らなかったのですが。
アメリカ側からでもナイアガラの滝を見ることはできます。
しかし、カナダ側の方がよりダイナミックに滝を見ることができるので、国境を越えてカナダへ。
”Eんとry To Canada”とありますね。
一応簡単な入国審査があるのですが、橋を歩けばカナダへ簡単に行くことができます。
あちらに見るのがカナダですね。
ちょうど国境の間です。
国境地点からの眺め。
左側がアメリカ滝、奥に見えるのがカナダ滝です。
カナダ側へ到着です。
橋の向こうがアメリカ側ですね。
今、渡ってきたところです。
見えてきました。
こちらが、アメリカ滝です。
そして、カナダ滝です。
やはりカナダ滝の方が規模が大きいですね。
迫力も違います。
かなり近くまで行くことができます。
ビックリ。
”ご~”というすさまじい音が鳴り響きます。
流れも結構早いです。
滝つぼからは水しぶきがあがってますが、その高さたるや。
滝の高さを大きく超えています。
天にまで昇る勢いです。
とんでもない迫力ですね。
ナイアガラの滝では滝つぼまでボートに乗っていくことができるアトラクションがあります。
カナダ側から乗る人は赤いレインコートを、アメリカ側から乗る人は青いレインコートを着ています。
決して民主党支持者と共和党支持者を分けているわけではありません。
それにしても想像していたよりも巨大で、迫力がすごい滝でした。
一生に一度は観たい絶景でしょうね。
ちょっと古風なナイアガラの街散策
さて、カナダ側にあるナイアガラの街も散策してみます。
当初、ナイアガラの滝というのは、山の中など、自然に囲まれたところにあるものと思っておりましたが、全然違いましたね。
確かに自然はありますが、観光用に街がしっかりとありました。
ホテルや飲食店、ショップ、遊園地までいろいろあります。
スカイロンというタワーがあったので上からナイアガラを見てみることにしました。
スカイロンの中はこんな古びたゲームセンターもありましたが、全体的に造りが古いです。
実際にエレベーターも途中で停まりましたし。
でも、登ってよかったです。
この眺めです。
上からみてもすごい迫力。水しぶきが高すぎます。
アメリカ側もよく見えますね。落差があるのははっきりと見ることができます。
一方、カナダ側も、素晴らしい景色ですね。
滝の反対側も確認しておきましょう。
こうしてみると、街の部分は一部だけで緑が多いことに気づきますね。
北米大陸の広さも何となく感じます。
しばし、この景色を堪能です。
カナダ側にナイアガラの街は全体的に近代化した街というよりは、昔ながらの観光地という印象でした。
それにしても、ナイアガラ。
期待を超える迫力でした。
帰りはまた橋を渡ってアメリカへ戻ります。
バッファローからナイアガラへ、事前情報がなかった分、新鮮が発見があり、楽しい旅になりました。
ちなみに、DCへの日帰りは無理なので買えりはバッファロー空港近くのホテルへ泊まりました。
周りにないもない空港。
そういえば、遠くに花火が見えましたね。
そう、この日は独立記念日でした。
私にはナイアガラ記念日です。