マンハッタンからヤンキースまで。”見たかった景色との出会い”、”偶然の人との出会い”のニューヨーク

お出かけ
スポンサーリンク

今回の旅を振り返るシリーズは一度は訪れてみたい街、ニューヨークの旅であります。
子供の頃に見ていたテレビ番組ウルトラクイズでの「ニューヨークへ行きたいか~!」のニューヨークです。(古いですね)
思えば、これまで、様々なところアメリカの影響を受け、暮らしてきました。
そんなアメリカの中心、いや、世界の中心ともいえるニューヨークの街散策を振り返ります。

スポンサーリンク

バッテリーパークからウォール街へ

まず訪れたのは、バッテリーパークとよばれるマンハッタンの先端。
自由の女神を見る所からスタートです。
いました。
自由の女神です。

生きていますね。
なんか指差してますよ。

こうした撮影用の自由の女神、あちらこちらにいました。
そして、大活躍をしておりました。
バッテリーパーク、愉快なところですね。

肝心の本物の自由の女神像はというと、、
いました。

と、とおい。

地図で見るともっと近いと思ったのですが、思ったよりも全然遠いですね
今回は時間的にもリバティー島に行く余裕がなかったので、自由の女神像との出会いはここまでです。
いつかまた来ますので。

続いてはやってきたのはここ。
ウォール街であります。

世界経済の中心地ですね。
初代大統領ワシントンが就任演説をしたフェデラル・ホール・ナショナル・メモリアルです。

こちらは有名なブルです。
これに触ると仕事運が上がるといわれているそうですよ。
大人気ですね。

とくに、”ここ”をさわるといいらしいです。
ここ”、というのは、この色が変色しているところです。
正真正銘、金○になっておりますね。

私も一応触ってみました。
では、仕事運はどうなったか。

この記事はニューヨーク訪問から数年後に書いていますが、残念ながら効果はあまりなかったようですね(笑)

スポンサーリンク

9.11世界貿易センタービル跡地

ニューヨークで私が一番行きたかった場所。
それは9.11の跡地であります

子供の頃、図書館で見た本にニューヨークの世界貿易センターの写真がありました。
高いビルに興味をもっていた私にはそのツインビルがとてもかっこよくみえました。

当時、私の地元には45階だでの高層ビルがありましたが、貿易センタービルはそれよりもはるかに高いわけです。
一体どんなビルなのか間近で見てみたいと思っていました。

しかし、ご存知の通りあのテロ事件が起きました。
リアルタイムの映像で見ていた私は、その光景が現実で起きていることなのか、映画の中の話なのか、よくわかりませんでした。
遠く異国のニューヨークとは何も関係のなかった私でも、その悲惨な出来事は今でも映像越しではありますが、鮮明に覚えています。

その世界貿易センタービルですが、現在は、9.11メモリアルとして慰霊地となっておりました
犠牲者の方の名前の刻まれたプレート。
水がただひたすらに流れていました

ふと近くを見ると、既に新たな高層ビルが。

あんなテロがあったにも関わらず更に高いビルを建ててしまうところはアメリカ人の心の強さを感じました。

スポンサーリンク

ブルックリン・ブリッジからマンハッタンへ

さて、ニューヨークといえば、やはりこうした高層ビル群、摩天楼がその象徴です。

実際に街中を歩いていると、高層ビルだらけなので、その高さには圧倒されるものの、景観としてはあまり面白くありません。
そこで、ブルックリン・ブリッジを渡り、マンハッタンと眺めてみることに。

30分くらい歩きましたかね。
想像よりもかなり長くて疲れました。
ただ、歩き終わった後に見えた景色はこちら。

ごめんさない。
うまく撮れていませんね。

しかし、その景色は素晴らしかったです。
香港もこうしたウォーターフロント沿いの高層ビルの景色がきれいですが、やはりマンハッタンの方がカッコいいです。
これぞニューヨークですね。

それでは、この高層ビル群の中へ向かってみましょう。
ニューヨークのストリートはそれぞれ個性があって面白いですね。
高級ブランド店がある5番街、リトルイタリー、チャイナタウンと様々な個性があるので歩いていても飽きることがありません。

こんな変わった形のビルも。
フラットアイアンビルといい、一番狭いところで2m
映画「スパイダーマン」にも登場したらしいです。

ところで街には日本のお店も。ニューヨークの一等地にあるユニクロにはびっくり
日本の企業もまだまだ元気ですね。

そういえばワシントンDCにいたときもソフトバンクの広告をあちこちで見ましたし。
ちなみに、ニューヨークの一風堂にもいってきました。

やはり日本食がうまい。
変わらない味です。
いつもお世話になっております。
世界で戦っている日本企業、誇らしいですね。
あ、ちなみに、日本人の方もおり、日本語で接客をしていただきました。

エンパイアステートビルからタイムズスクエアへ

そろそろ、ニューヨークシティの顔ともいえる場所へ。
エンパイアステートビルにも行ってきました。
地上102階、高さ380m以上です。
すごい。
100階以上って。

もちろん、今でこそエンパイヤよりも高いビルは世界のあちこちにあります。
ただ、これができたのは1931年です
かなり昔です。
しかも世界恐慌の後の世の中が大変だったときに。

こうしたことからもエンパイヤは、ただその高さだけが魅力のビルではないことがわかります。

中へ入ると結構ビルの古さをいたるところで感じます

そして、やはり人気があるんですね。
展望台行きのエレベーターに乗るまで数十分待ちました。
ただ、ここからのニューヨークの夜景は綺麗でした。

カメラの質が悪すぎて全然つたわりませんが、オレンジ色がかった街の明かりは見とれてしまいます。
エンパイヤ、遠くからでも、さすがの存在感です。

ニューヨークの明かりといえば、タイムズスクエアも忘れてはいけない存在ですね。

夜になっても明るい。
ギラギラしていました。
人もたくさんいますしね。


もちろん、それは昼間でも変わりませんでしたが。

現在のコロナ禍ではきっと、全然違う景色なのでしょうね。

ハイラインからセントラルパークへ

少しビジーなところにいましたので、ここら辺で少し癒しスポットへ。
ここはハイラインという、もともと高架鉄道だったところを緑化してできた空中庭園のような場所です。
事前リサーチでは結構評判がよかったのですが。
歩いていると特に何てことのない道でした。
景色もまぁ、なんか普通。
少し残念でした。

もっと緑の多いところへ行きましょう。
セントラルパークへ行ってきました。

もう超巨大パークです、全長10kmくらいの広さです。
散歩、ランニング、サイクリングに日向ぼっこに、それぞれの過ごし方をしていました。
都会のオアシスというのはこういうところを言うのですね。
これを見てしまうと日比谷公園がすごく狭く感じますね。
新宿御苑くらいなら、広く感じられますが。

ところで、このセントラルパークまできたらぜひ行きたいところがありました。
そうです。
ダコタハウス

ジョンレノンが殺された場所としても知られていますね
せっかくだからと、ジョンの曲を聴きながら現地へ向かいます。
気分を高めるわけです。
といってもこれといった特徴のなさそうな建物なので見つけられるか不安でした。
しかし、”starting over”を聴きながら歩いて、その建物を見たとき、急に鳥肌が立ちました。
どうしてでしょう。
なんかよくわりません。
でも、体が勝手に反応しました。
1884年に建てられたダオタハウスは現在でも超高級アパートです
見つけられないかも。
と、当初は思いましたが、なんというか独特の存在感。
オーラのようなものを感じてしまいました。
タイムズスクエアやエンパイヤステートビルを見たときよりも私には印象深かかったです。

ちなみに、セントラルパーク、ダコタハウスというのはミスチルの12月のセントラルパークブルースにも登場していますね。
あれは冬に聞く曲ですが。

イチロー&田中マー君。ヤンキースの応援へ

最後にヤンキース戦を観戦することにしました。
これまで、ワシントンDCではダルビッシュ選手のいるレンジャーズとナショナルズの試合を、ボルチモアではオリオールズの観戦をしましたが、ヤンキースはやはり別格というか、特別見てみたいチームであります。

ヤンキースタジアム

ヤンキースタジアムはニューヨークの中心地から少しだけ離れていて地下鉄、バスを乗り継いて向かいます。
バスもどこで降りたらよいかわかっていなかったのですが、ヤンキースタジアムが見えたところで下車することに。
しかし、ここで問題が!
バスは小銭しか使えないらしいです。
手元に必要なコインがありません。
バタバタしていると、後方かやヤンキースのキャップをかぶった黒人の老人男性がやってきて、私の乗車賃を出してくれたのです。
「Enjoy!」と。
ありがたい。
ありがたすぎます!

お礼をちゃんと言おうとしたのですが、”全然構わないから”と、軽く手をあげてどこかへ行ってしまいました。
ただただ全力で”Thank you very much”としか言えませんでした。
そして、その瞬間、もうヤンキースファンになりました。
あの男性もヤンキースファンなのですから。

しかし、ヤンキースの観戦までの道のりはまだ長かったです。
そうです。
チケット。
チケットを持っていませんでした。
これまでもワシントンDCでもボルチモアでも当日券が余裕で変えていたので今回も大丈夫だろうと思ったのですが、完売
全ての席が、です。

ここまで来たのだから、もう高くても安くてもいいから、と思っていたのですが窓口にいったらもう完売と、それだけ。

どうやらこの日は試合前にヤンキースのOBらが集まるイベントがあったそうなんです。
松井もいたとか。
そのためいつもよりもお客さんの入りがよかったんですね。
そういう事前情報も何もなく来てしまった自分を反省しました。

仕方なくスタジアム周辺をうろうろしていると。
チケットを売りさばいている人が。
ダフ屋です。
もう何でもよかったので、ダフ屋から8000円くらいで、チケットを購入しました。
後からわかったのですが、このチケットの元値は2000円くらい

めちゃくちゃ後ろの席です。
それでもヤンキース戦を見ることができるので、まぁ、OKです。

ただ、ここでラッキーなことが。
先発はなんと田中マー君
そしてイチローも先発出場です。
マー君の投球ではももクロの曲がヤンキースタジアムに鳴り響いておりました。
世界のももクロです。
ももクロもすごいです。

田中選手のピッチングも感動しますが、やはりイチローのプレーをアメリカで見ることができたのはよかったです。
ヒットを打つところも見ることができましたしね。


イチローのプレーを見たのは子供の頃にグリーンスタジアム神戸で見て以来。
あの時、イチローの打席を見たくてトイレを我慢できずに小学生高学年にも関わらずおもらしをした経験を、この
ニューヨークの地で思い出してしまいました。

結局日本球界に戻ることなく、引退してしまいましたからね。
こうして見ることができてよかったです。

こうして素晴らしいニューヨークの旅の締めくくりとなりました。

見たかった景色との出会い、偶然の人との出会い、
忘れらない一人旅となりました

タイトルとURLをコピーしました