今回の旅を振り返るシリーズは2019年、夏のロンドンの旅であります。
私にとっては初めてのロンドンですし、イギリスも初めてということで、期待たっぷりで
旅に向かいました。
初心者らしく、今回は、王道スポットを巡る旅でございます。
ロンドンへはブリュッセルからユーロスターで向かいます。
一度は乗ってみたかったユーロスター。
かっこいいですね。
海中トンネルを通るときはこんな表示も出るんですね。
さぁ。ロンドンに到着しました。
旅のスタートです。
残念なバッキンガム宮殿
まずはなんといってもバッキンガム宮殿ですよね。
いかにもロンドンらしい赤い制服と黒い帽子が特徴の衛兵の交代式を見るべく向かいます。
どうやら夏の間は基本毎日、その交代式を行っているそうです。
すごいですね。
既にたくさんの人たちが交代式のために待機しているように見えました。
しかし!
”NO GUARD CHANGING CEREMONY TODAY”
今日は中止とのこと。
残念。
セレモニーを楽しみにしていた他のお客さんも残念そうです。
毎日行っているはずだったのですが、何かあったのでしょうか。
理由は伝えられませんでしたが、まぁ、仕方ないですね。
このバッキンガム宮殿、立派な建物ではありますが、ウィーンになるシェーンブルン宮殿に比べると
地味ですね。もっときらびやかなイメージがありますが、どっしりとした宮殿なんですね。
この金色のものはヴィクトリア女王の記念碑であります。
この辺りは人もたくさんいますね。
残念ながら交代式は観ることができなかったので、ロンドンの象徴であるビッグベンへ向かうことに。
バッキンガム宮殿からは徒歩で行くことができるくらいの距離です。
セント・ジェームズ・パークを通っていきます。
このあたりは和かでいいですね。
残念なビッグベンとさすがのウエストミンスター寺院
さぁ、そろそろイギリスの国会議事堂であるビッグベンが見えてくるな、と思いきや。
なにやら様子がおかしい。
なんかかぶっています。
なんてことでしょう。
工事中です。
さっきのバッキンガム宮殿にせよ、ビッグベンにせよ、ロンドンの象徴を見ることができると楽しみにしていたのに残念です。前向きに考えると、今しかみることのできないビッグベンの姿なのかもしれませんが。
まぁ、仕方ないですね。
雰囲気だけ堪能しました。
よく見るとテムズ川はあまりきれいじゃないですね。
ビッグベンは残念でしたが、近くのウエストミンスター寺院はさすがの存在感。
入ってみます。
入館料は23ユーロ。
まぁまぁ高いですね。
ウエストミンスター寺院にはエリザベス1世、ダーウィン、ニュートンなど歴史的偉人のお墓があります。
それ以外にも歩く床の上にも数々の名前が。ここも墓なのでしょうか。
中庭の緑も美しいです。きちんと手入れされているようです。
ロンドンバスでタワーブリッジへ
さて、世界遺産も観て結構満足してきましたが、ロンドンに来たら例の赤い2階建てのバスにでも乗っておきたいです。
ということでバスへ乗車してみました。
このようなバスがいくつも走っており、それぞれコースが違うので、予めコースを確認した上で乗る必要があります。
観光用というよりは普通の路線バスに乗るイメージですね。
車内はかなり空いていたので先頭の席でロンドンの街を堪能。
ここぞとばかりにGoProで市内を撮影してみました。
タイムプラス発動であります。
このバス、かなり頻繁に信号で止まります。
東京もそうですが、都会は信号が多いですね。
途中、セントポール大聖堂やロンドンの金融街シティなども通りすぎていきます。
優秀な人が働いているんだろうなぁ。
バスに乗るだけでもあちこちのロンドンの名所を見ることができるのはいいですね。
ヨーロッパの都市は徒歩だけでも周ることができる所も多いですが、ロンドンは別格に広いと思いました。
こうしたバスや地下鉄をうまく使って移動した方がいいですね。
特に、ロンドンは地下鉄はかなり発達しているので、とても便利でした。
タワーブリッジの近くでバスを降ります。
タワーブリッジ、近くでみるとかなり大きいです。
これは想像と大分違っておりました。
高さ42mもあるそうです。
そんなに巨大だったのか。
そして、やっぱり石造りいいですね。どっしりとしていてカッコいいです。
ちょっと離れて撮った方がかっこいいですかね。
1894年建造ということですが、そんな昔によくもまぁ、こんな立派な建物が作れるなぁと思います。
レインボーブリッジよりかっこく見えますね。
対岸には三角のシャードも見えます。
こちらは300mくらいあるそうです。
近未来的なデザインですね。
ロンドンはこうした近代的なビルと歴史的な建物が共存しています。
そして、タワーブリッジのすぐ隣にはロンドン塔です。
1066年に即位したウィリアム1世の居城であります。
すごい歴史。
ハリー・ポッター経済圏とハロッズ
ところで、ロンドンには世界遺産とは関係なく、人気の場所が。
それは…ハリー・ポッターのロケ地です。
こちらはセント・パンクラス駅。
この外観も映画の登場したらしいですよ。
私はあまりハリー・ポッターに詳しくないので知りませんが、映画に出てきそうな外観ではありますね。
メインスポットはキングス・クロス駅の中にあります。
駅は当然、普通に駅として利用されているのであちこち人だらけ。
そんな中、すごい行列が。
これです。
みんなこれを目当てで並んでいるのです。
魔法の世界の入口というわけですね。
有料で写真を撮ってもらえるそうです。マフラーですか?首に巻くものもヒラヒラさせてくれるサービス付きです。
いい商売ですね。
近くには、ハリー・ポッターのグッズ売り場まであります。
いいですね。ロケ地から、お土産売り場までハリー・ポッター経済圏が構築されています。
お土産と言えば、ロンドンは名所を巡るだけでなくカフェやレストランに加えて、
ショッピングをする場所も充実した楽しい街であります。
とてもベタですが、ハロッズにもいってきました。
1834年創業の老舗百貨店です。
日本橋高島屋、銀座三越みたいな感じですね。
店内は高級感があります。
ハロッズ・ベアもいます。
あと、ハロッズ仕様のミニもありました。
ミニも今でこそBMWが製造していますが、元はローバーミニクーパー。
イギリス車ですよね。
この緑色いいですね。ミニでは定番のカラーですね。
とりあえず、あまり買うものがなかったのですが、
2階にハロッズ・ショップがあるので、いくつかお土産だけ買っておきました。
ハロッズまでいかずともピカデリー、ソーホーのエリアにはたくさんのショップがありました。
このあたりの繁華街は広いですね。
こちらはトラファルガー・スクエア。
ライオンの像です。
このライオンは三越にあるライオンの像のモデルになったそうですよ。
元祖というわけですね。
特に何をするでもないですが、周辺をうろうろしておりました。
ご飯もこのあたりで。
HELLO LONDON
うん、イギリスっぽいレストランです。
そして定番のあれです。
フィッシュアンドチップスそしてマフィンです。
うん、結構ダイナミックな味。
ごちそうさまでした。
ロンドンを一望、ユーロスターのファーストクラスでブリュッセルへ
そういえば街をプラプラしていたら、なにやら古い塔のようなものがありました。
昔火事を知らせるためにも使われていた塔なのだそうです。
上へ登ることができるということで階段ですが登ってみました。
ロンドンの旅で一番の眺めでした。
タワーブリッジを遠くに見ることができます。
そして、こちらは近代的ばビル群。
もっと高い建物はいくらでもありますが、これくらいの高さから見る景観もなかなかよいものです。
さて、これで1日限定のロンドンの旅も終わりです。
ブリュッセルへユーロスターで帰ります。
と、ここで、あるミスに気づきました。
あれ、チケットの日付が違う。
どうやら予約のときに間違えて購入してしまっておりました。
旅にはトラブルがつきものですね。
同じチケットはないといわれたので仕方なく、ファーストクラスを購入。
217ユーロ。高くつきましたが、こうでもなければファーストクラスなんて買いませんからね。
さすがはファーストクラス。
シートも豪華ですね。
そして、空いています。
ご飯もついてきました。
パンは固くあまりおいしくなったですね。
日本の駅弁が恋しいです。
ロンドンを1日で十分に回るのは結構厳しいですが、行きたいとことは一通り見て回ることができました。
また時間があるときにゆっくり行きたいですね。