今回の旅を振り返るシリーズは2017年夏、青森の旅です。
奥入瀬、十和田湖、ねぶた祭、弘前まで、できる限り行ってきましたので、それぞれ振り返ってみたいと思います。
私にとっては今回が初めての青森となります。
今回の旅はねぶた祭がメインの目的でありましたが、本州最北端への旅というだけでも楽しみです。
しかも予約をしたのはほんの数日前、たまたまキャンセルがあったのかわかりませんが、ねぶた祭のメインストリート沿いのホテルをとることができました。
ラッキーでしたね。
青森の街散策
さて、東京駅からはやぶさに乗ること約3時間。青森到着です。
それにしても、このはやぶさ。
かっこよすぎです。
カモノハシみたいな形をしていますね。
まずは、少し青森駅周辺を歩いてみます。
この三角の特徴的な建物は青森県観光物産館。
その名のとおり県内のお土産が多数売られていました。
イギリスパンというものを食べたのですが、これが相当に美味しかったですね。
あまり期待をしていなかったので写真も撮らなかったのですが、東京でも売ってほしいです。
また、ねぶた祭の期間ということで、その準備がされているようです。
こんなところにねぶたが格納されていました。
何らかの戦闘に備え、秘密兵器が隠されているようでカッコいいです。
見えますでしょうか。
白いテントの中にねぶたがしまってあります。
特に隠しているわけではないのか、撮影スポットなんかを設けているところもありましたよ。
そして、ねぶた祭で使用される広告もたくさん置いてありました。
たくさんの人が観るお祭りですからね。宣伝効果も大きいことでしょう。
有名なビール会社や引っ越し会社の広告も見えますね。
出動態勢はばっちなようです。
青森の街は海に面していることもあり、風が心地よいです。
冬は寒すぎて外にいられないかもしれませんが、夏は暑すぎず心地よいです。
こんな橋もあったりして。
この先が北海道なのかなぁ、なんて思うと遠くに来た感じがします。
ここが津軽海峡ですね。
とりあえず、あの名曲を口ずさんでみました。
きっとそんなことをしてしまう人が私以外にもいることでしょう。
冬景色ではないのは残念です。
このおしゃれなところはA-FACTORYという県内の数々の名産品を売っている大きなお店です。
倉庫のような雰囲気です。
ロゴのセンスもいいですよね。リンゴをモチーフにしているようです。
ここで、お土産探しでぶらぶらしてみます。
青森に来たからには、りんごを食べたいと思ったのですが、残念ながらシーズンオフです。
しかし、夏に出ている青りんごと、りんごジュースを発見しました。
特にリンゴジュースはたくさんの種類が売られているので、飲み比べが楽しいです。
飲んでみると濃厚さや甘さなど、それぞれに個性があることに気が付かされます。
青森県出身の人に聞いたところ、県民の方は、リンゴの形はもちろん、
味の違いがわかったりするみたいですよ。
すごいですね。
大間マグロ
青森に来たからにはリンゴだけでなく食べたいものが。
そうです。
青森といえばマグロです。
大間マグロです。King of MAGUROですね。
これが食べたかった。よく年初のセリで1億円を超えて落札されるのはここのマグロですね。
もちろん、大間マグロは銀座でも食べることができますよ。
むしろ東京の方がたくさん食べるところもあるでしょう。
それでもやっぱり青森で食べたくなってしまうものです。
大間に行くことも考えましたが、かなり距離があるので諦め、駅周辺にあるお寿司屋さんへ
行ってみました。
大間ずくしでございます。
そして、大間の大トロです。
たしかこれ1貫で2000円か3000円しました。
かなり高価ですね。
スシローの高級皿の10倍です。
脂もしっかりのっているので1貫で十分満足できる1品でした。
ただ、私個人の感想ですが。
この旅の後、新宿のすしざんまいに行って思いました。
負けてない。
大間の大トロに決して負けないな、と。
ある程度のおいしさになると私の舌ではもう味の違いがわかないのかもしれません。
それに、ただ”大間マグロ”を食べよう、ということであれば、先日もくら寿司で1貫200円で
売っておりました。
いずれせよ、日本であればどこでも美味しいお寿司が食べられるな、と改めて感じますね。
それでも旅に行くとご当地のものを食べたくなってしまいます。
別の夜では青森県のご当地グルメがいただけるお店へ。
ここでも大間マグロをいただきました。
もう見た目からして「美味しい!」と言ってます。
期待通りの味でございました。
他にも数々の美味しい料理もたくさんありました。
地元の日本酒とあわせ、最高の夜でありました。
ねぶた祭
さて、旅のハイライトはねぶた祭です。
ホテルがメインストリート沿いに席を用意してくれており、間近でをのど迫力を見ることができました。
間近に迫るねぶたや、跳人の「らっせっら―」の掛け声がせまってきます。
日本有数のこのお祭りは1日だけ開催されるわけではなく、6日間にわたり開催、なんと300万人くらいの来場するお祭りになっています。
すごい規模ですね。
このお祭り。
ほんとに元気もらえます。
見ていても綺麗ですが、一番のよさは人々から伝わるそのエネルギー。
学校や会社やらいろんな団体でまとまってねぶたを引いている人たちはみな楽しそう。
途中、沿道で座ってみている観光客の私たちの前に子度が拡声器をもってやって来て、
「らっせーらー」という掛け声を求めてくる光景も面白かったです。
そんな様子を見るだけで幸せな気分にさせてくれますね。
老若男女、障害の有無に関わらず、みんなで街を練り歩くことの祭り、
2020年はコロナウイルスのため中止になってしまいましたが、地元の人はもちろん、
私のように観光で行くにも大きな力を与えてくれるお祭りですから今年は開催できると
いいですね。
ちなみにこのねぶたはコンテストも兼ねていて、毎年、試行錯誤の上、作り出されたねぶたは
芸術的な観点から見ても見物だと思います。
東北最北端の青森はエネルギーにみちた力強い街でした。
そして、きっとまた訪れたいです。