水沢うどんから伊香保温泉をめぐる旅

お出かけ
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今回の旅を振り返るシリーズは2020年2月伊香保温泉であります。

この時すでに武漢でのコロナウイルスのニュースが世界を駆け巡っておりましたが、
まだまだ、日本では外国のニュースというような捉えられ方で、今ほど深刻に捉えられていませんでした。それが、ほんの1か月後、そして4月の緊急事態宣言と。
ここまで世界を一変させることになろうとはこの時はまったく想像していませんでしたね。
思えばこの伊香保旅行は現時点においてもマスクをしないで旅行にいけた最後の機会と
なっております。
次はいつこうした普通の旅行ができるようになることやら。

ともあれ、そんな今となってはノーマスクで行くことができた2020年の伊香保旅行を振り返ります。

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水沢うどん街へ

伊香保に行く前にまずは寄りたいところがありました。
そうです。
水沢うどん街です。
水沢うどんのお店が集中する県道沿いへ車を走らせます。
この”うどん街”ですが、約13店舗が集中するエリアとなっており、道沿いにお店がたくさん並んでいます
うどん街といっても、1件1件のお店は少し距離があるので、車での移動がお勧めです。

たくさくん選択肢があるので、どの店にしょうかと迷いますが、”最古の店”という言葉に惹かれ
清水屋さんへ。
始祖とありますね。

メニューには水沢うどんの定義らしいものが書かれています。

うどんには小麦粉と塩と水沢の水しか使われおらず一切添加物なしとのこと。
健康にもよさそうですね。
水沢うどんの登録商標もあるそうです。逆に言えば、偽物が多いのでしょうか。

今回は小鉢セットを注文です。。
見た目からしてきれいです。

うどんがうつやつやしておりますね。
食べてみると、するするする~と口の中に吸い込まれていきます。
味そのものに強烈な個性は感じませんが、添加物なしというのは嬉しいです。
美味しくいただきました。
ありがとうございます。

さて、お腹も満たされたのでこれで伊香保の石畳も登れるはずです。
伊香保温泉街へ向かいます。

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伊香保温泉街の石畳

ここが石畳のスタート地点です。
伊香保のゆるキャラですかね。
写真を撮ると合成したみたいに見えます。

この石畳、365段です。
1年間の日数と同じですにで、日々への感謝をおもいつつ、1歩1歩進みます。
すべて登りましたが、結構疲れますよ。
覚悟してお登り下さい。
でも、ゆっくりと登れば、途中にお店もたくさんあるので楽しいです。
休み休みいきましょう。

このように時折、何段目かを表示してくれるところもあります。

こちらには石畳の歴史が刻まれていました。
この石畳、そのルーツができたのは長篠の戦いの後だそうです。

戦国時代真っただ中ですね。
もちろん、その後、修復などは繰り返されたとは言え、基礎の部分は当時のままということで、大変貴重な石畳だとわかります。
石畳造りを命じた武田勝頼もここからの眺めをみたのでしょうか。
きっとあの山は変わらずにあったのでしょうね。

階段沿いは両サイドにお店がありますが、ご飯を食べるところ、カフェ、お土産屋さんなど、
たくさんあって、にぎやかですね。

石畳の下にはすごい勢いで流れてる温泉が。

足湯なんかもあります。
今はどこの温泉街に行ってもありますね。
結構人気なのか、常に人でにぎわっていたように思います。

こちらは玉こんにゃくのお店。
1ついただきます。
うん。
醤油漬けのこんにゃくですね。

何よりこの景色がよいです。
風情があるとはこういうことをいうのでしょう。
天気はあいにくでしたが、十分の楽しめる温泉街です。


ちなみに、夜はお店は閉まってしまいますが、ライトアップされた眺めもよいです。

こちらのしゃれなお店は茶房てまりです。
レトロです。
大正ロマンですよ。

美味しいコーヒーに、ケーキ、そしてジャズです。
店の雰囲気がいい。
こういうお店を自分でも経営できたら楽しいのかな。
所狭しとものが並んでいる感じも好きです。

ちまにこの事前情報ではこの勝月堂が評判がよいと聞きました。
1ついただいてみました。

うん。
これは結構普通な感じでありました。

さて、この伊香保温泉は石畳が最大の見どころではありますが、数時間あれば十分に楽しめて
しまえますので、石畳を超えて、少しだけ冒険してみます。
最上段を上り、更にその先へ。

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温泉を飲む!飲泉所へGO

石畳の最上段の上にある伊香保神社を超えて、その裏に行ったところにある飲泉所へ向かいます。
そうです。
名前のとおり、温泉が飲めるところですね。
ちなみに、伊香保神社ですが、大変に混雑しておりました。
参拝のための行列が全然途絶えませんでしたから。

これがその地図です。
地図で見たときは近そうでしたが思ったより遠いです。

途中に目的地までの距離も表示しれくれていましたが、体感的にはもっと遠い気がしました。

しかも熊に注意?

結構恐ろしいですね。

そういえば、石段街はあんなに賑わっていたのにこちらはほとんど人が歩いていませんでした。
かなりマイナーなのでしょうか。

でも、もう歩いてしまったので引き返せません。
川です。
温泉のためかすごい色です。
硫黄のような香りもします。

ようやくつきました。
でもなんか古い感じが。
鉄がさびているような。いや、これは絶対にさびている。
ここまで苦労して歩いてきたのですが、健康面で気になります。

正直ためらいましたがせっかくここまできたので、飲んでみます。

まずいです。
すごいまずいです。
鉄でさびたお湯を飲んでいるだけですね。
これはお勧めできません。
行くだけであれば、よいですが、飲みのはちょっと…

完全に失敗でしたのでもう旅館へ戻ることにしました。

歴史ある旅館の横手館

今回の宿はこちら。
横手館という旅館です。

そのルーツは江戸時代にあるということで歴史ある旅館です。
この建物は総檜造りで大正時代に建てられたものだそうです。
老舗旅館の雰囲気が漂いますね。

ちなみに、夜の横手館もなかなかきれいです。

館内も広いです。
ちょっとした探検ができるくらいですね。
廊下やロビーはレトロな雰囲気がありますね。
それに、夜になっても照明が明るいです。

部屋はソファがあったりダイニングテーブルがあつたりとややモダンな造りとなっておりました。
何より、広いのがいいですね。

洗面所も2つあります。
複数人で行っても大丈夫ですね。

お風呂も源泉かけながしの黄金の湯です。
ちなみに、黄金の湯というのは伊香保温泉の特徴で、その茶褐色の色からその名がつけられていいます
鉄分を多く含んでいるそうです。
飲泉所のあの鉄臭さはまさにこの黄金の湯というわけですね。
効能としては神経痛、慢性消火器系しっかん、切り傷、やけどなどに効くといわれています。
ちなみに、温泉に入った際に、お湯を少し口に含みましたところ、やはり錆びたような味がしました。
先の飲泉所のお湯と同じですね。
つまりは、飲泉所のお湯が特別錆びた味なわけでなく、そもそも、鉄分を多く含む黄金の湯の特徴というわけであります。

食事は地元群馬の食材をふんだんに使った内容となっております。
食事はお部屋でいただきました。
心もお腹も満たしてくれます。

朝食も十分な量です。
味も美味しいですね。

1泊でなくもう少しゆっくりしたくなる旅館でありました。

今回は1泊2日の伊香保温泉の旅行でした。
水沢うどんにはじまり、石畳の温泉街と、十分に楽しめるスケジュールです。
横手館は石畳温泉街からすぐ近くなので、好きな時に温泉街へ繰り出すこともできました。
夜も営業しているお店もあるので、外へ飲みに行くなんてこともできるかもしれませんね。

一方で、夜はほとんどのお店は営業していないようでしたので旅館でゆっくりするのであれば、
必ずしも石畳の近くの宿でなくてもよいように思いました。

群馬は草津に伊香保に、いい温泉がたくさんあって素晴らしいですね。
また行きたいです。

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