SARIS H3 半年間レビュー

トレーニング
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相変わらずのコロナ禍ですが、皆様元気にされていますでしょうか。
昨年の水郷潮来トライアスロン、九十九里トライアスロンで感じたバイクの圧倒的な弱さを克服するためSARISを購入しインドアとレーニングをしてきましたが、今年は緊急事態宣言を受けて横浜トライアスロンを辞退し、現在、モチベーションを失っております。

次の大会の出場目処がたっていないので、せめてブログでも書いて気を紛らわそうと思うのです。
それに、スマートトレーナーのSARISを購入して半年以上経ちましたからね。
レビューをするにもよい機会です。

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迷いに迷い辿り着いたスマートトレーナー

まずは購入経緯について。
スマートトレーナーってどれを買うべきか迷いませんか?
私はかなり迷いました。
価格が高いのはもちろん、とても大きく重いので、長く使うことを想定するのであれば、
納得したいものを購入したいものです。
私が候補としたのは以下3つです。
・Wahoo  KICKR 167,805円 (税込)
・Tacx NEO2T 195,800円 (税込)→ 166,430円 (税込)
・SARIS H3 140,800円 (税込)→ 126,720円 (税込)

ここに表示されている価格はワイズロードオンラインの2021年6月現在の価格です。
こうしても見るとTACXは随分と価格が下がりましたね。
半年前まではもう少し高かった気がするのですが。

購入にあたっては様々に調べました。
公式サイトでの情報、ブログ、ユーチューブとか。
日本だけでなく、海外の情報まで。
思えば、こうして調べる時間が私は好きです。パソコンとか車とかもそうだけど、買うまでのプロセスがもはや趣味なところがあるように思います。

さて。
調査の結果ですが、私のイメージとしては
・人気のワフー
・性能のTacx
・信頼のSARIS

といった感じ。

ワフーは名前も馴染みやすいですが、デザインもいいですよね。
ロードバイクで人気のユーチューバーなんかもワフーを使っている人が多い印象でした。
一方で、そのデザインゆえにフライホイールがむき出しなのが少し気になりました
すごい重い物体が高速回転するわけですからね。
降車時に足をぶつけようなら大変です。
まぁ、普通はそんなことないだろうけど、小さいお子さんやペットがいる方は注意した方がよいかも。

一方タックスは性能が一歩先を行っている感じ
例えば、zwift使用時に路面の状態に応じた振動が伝わるのはタックスならでは。
一方で、デザインはあまり好みではないです。
なんというか、、大きいですよね。すごくスペースを取りますし。
私が購入を迷っていた際はもう少し価格も高かったのですが、今はかなりプライスダウンしたので、
その点はよいですね。

さて、SARISはどうでしょうか。
まずデザインについて。
ワフーのようなおしゃれさはないですが、収納もコンパクトですし、重厚感のある感じは気に入りました。
性能についても、タックスには及ばない点はあるものの、プロのレベルでもない私には、十分すぎる
スペック
です。
多分、よほどの脚力の人以外はワフーでもタックスでもSARISでも性能面は購入のポイントにならないのは
ないでしょうか。
もっと言うと各メーカーのフラッグシップモデルである必要もないですね。
ワフーのキッカーコアでも十分だと思います。

ところで、私は”信頼のSARIS”と書いた理由。
それは3つのうちで唯一お試しで実際に利用することができたからです。

デザインや大きさ、重さ、性能面のスペックは文字情報でもわかります。
音の大きさや使用感のレビューもユーチューブで見ると何となくわかる気がします。
でも、実際のところはどうか?
やっぱり試してみるのが一番です。
それが唯一できたのがSARISです。

これについては、ワイズロードがSARISの代理店であることが大きいです。
私は店舗で2回ほどお試し利用させていただきました。

音に関しては全く問題に思いませんでしたし、いはゆる実走感についてもとてもリアルだと
感じました

ワフーやタックスも気になりましたが、SARISを試した時点で十分な満足感がありました。

百聞は一見に如かずということわざのとおりですね。

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セットアップ

待ちに待ったSARISが到着です。
ワイズロードの店舗で買ってもオンラインでも価格が変わらないことから今回はオンラインで購入。

でかいです。

そして重いです。
20kg以上ありますからね。
基本データは以下のとおり。
展開時 LHW:787.4×469.9×495.3 mm
収納時 LHW:76.2×469.9×495.3 mm
重量 21.3 kg
最大対応重量 (ライダーとバイクの合計) 136kg

大きさについては、収納をするとかなりコンパクトになるのです
この辺りは嬉しいですね。
私はバイクをセットしっぱなしですが、週末だけ使う、みたいな人にはこのように
コンパクトになるのは嬉しいのではないでしょうか。
ちなみにSARISは持つところもしっかりとあるので、大変重いですが、片手で持ち上げる
ことができますよ。

そして、付属品一式はこちら。
余計なものがないのがいいですね。

フロントタイヤをセットする台座?というのでしょうかね。しっかりついています。
それにディスクブレーキには必須ですね。パッドスペーサーもついています。
私はビアンキのスプリントのディスクブレーキモデルが愛車であります。
このパッドスペーサーは輪行の時にも必要なのです。

ちなみに、SARIS H3はリムブレーキにもディスクブレーキにも両方対応しています
142 mm または 148 mmエンド幅のリアスルーアスクル 対応
130 mm または 135 mmエンド幅のリアクイックリリース 対応
問題なしですね。

さて、私が勝った時にはキャンペーンでシマノのスプロケットもサービスでついてきました。
SARISを使うにはこれが必要です。
ちなみに、シマノ8~11速に対応しています。


スプロケットを装着するのは初めてだったので装着の仕方がわかりませんでした。
とりあえずSARISの公式ウェブサイトの動画を見ながら1つずつはめていきます。


大丈夫だろうか・・・
最後まで不安でしたが、何とかうまく装着できたようです。
なんかこんなゴムもついてたんだけど・・・
とりあえず装着できたからよしとしよう。

そしてもう1つ。
じゃん!


このSARIS純正のマットです。
これもワイズロードのキャンペーンでついてきました。
これ単体で買うと1万円くらいするみたいなのでかなりラッキーですね。
もともとバイクは部屋置きだったのでゴリックスのマットは敷いていたのですが、
断然こちらのマットの方がよいです。

伝わりますでしょうか。
この素材感。
おそらくZWIFTをするとかなり汗をかいてしまうと思いますが、これであれば問題なし。
さっと汗がふけそうです。
それに十分な厚みがあるのも安心です。
GORIXのもマットも全然だめというわけではないのですが、汗をあまりはじかないですし、
SARISを置くには厚みが不十分と感じました。
純正マットまでは不要といういう人が多いですが、純正でなくとも、それなりに厚みのある
マットかつ汗が落ちても水分をはじく素材のマットがあった方がよいと思います。


そんなわけでZwift環境が整いました。
扇風機を前に置き、暑さ対策です。

SARIS本体の質感もいいですね。

譜面台はパソコンを置くためにセットしています。

こんな感じですね。

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zwiftやってみた

スマートトレーナーを使用する人のほとんどがzwiftを使用するのではないでしょうか。
Rouvyも試しましたが、やはり圧倒的にzwiftが面白いです
Rouvyは実在のコースをリアル走ることができるという点は利点でしたが、私はあまり楽しめませんでした。
まず、参加している人が少ないですし、実際のコースって意外と景色とか単調なんですね。
それにやや臨場感が欠ける気がしました。

一方でzwift。
すごいです。
世界各国から人がうじゃうじゃ集まっています。
少し大げさな言い方ですが、もう1つの世界がそこにあるかのように思いました。

スマートトレーナーとSARISの相性はとてもよいのか、坂道に入るとペダルが重くなるあたりは
とても自然です。
坂道はすごくきつくなりますし、下り坂はスピードを出しまくれますよ。
実際の外では猛スピードで走ることはなかなかできませんよね。
危ないですし、信号も多いです。
この辺りのストレスをオンラインサイクルは解決してくれます。

いはゆる実走感についてはワフーやタックスは試していないので、比較したことは言えませんが、
少なくとも私はSARISで十分楽しめていますし、走行スピードなどなどのデータもかなり正確だと
考えています

不満に思う点はないのではないでしょうか。
音も部屋のドアは閉めて使用していますが、妻からクレームを受けていません(笑)
こちらも心配することはないです。

ちなみに、大きな音がするとすればペダルをブンブン回して放したときのフライホイールが回る音は
それなりに大きな音が鳴ります。
「ウィーーーーン!!」てな感じです。
私も購入前にこの音が少し気になっていました。
この走行後の音はワフーでも同様に大きな音が鳴るのですが、簡単な解決策あります。
ブンブン回した後に急にペダルをこぐのをやめないことです。
例えばスプリントでダッシュを決めた後は少しずつこぐスピードをゆるめて減速すればいいのです。
すると、減速に合わせてフライホイールもゆっくり止まります。
「ウィーーーーン!!」なんて音を出さずに止めることができるんです。
これは購入前には気付かなかったポイントでした。
SARISの公式サイトでは時速32kmで59dbの静音性、前世代のSarisトレーナーの5倍の静粛性だと
記載がありますが、この60db以下はマンションでも問題ないレベルですね

そういえばzwiftとの相性でもう1つ補足。
zwiftをインストールしているデバイスとの接続についてです。
SARISはBluetooth/Ant+にも対応しています。
当初様々にウェブサイトを見ると、ケーブルが必要だの色々と書かれていたり、
windowsのOSとは相性が悪いなどの投稿もありました。
私がこれまで使用したデバイスは、
・サーフェスプロ
・iPad
・iPhone

ですが、いずれもブルートゥースで全く問題ありません
途中で切れることもないですし、何か付属品を買う必要もないです
SARISの電源を入れて、zwiftのアプリを起動するとすぐに接続し、楽しむことができます。
いたってシンプルですね。

半年間レビュー

購入から大分経ちました。
改めて思うのは買ってよかった、ということです。
実はSARISを買って以来、実走をする機会がかなり減りました。
冬の間はそもそもかなり寒いのでインドアサイクルでしたが、暖かくなった今も、基本のトレーニングは
SARISで行っています。
私は多摩川に近いところに住んでいるのでサイクリングには比較的行きやすい場所に住んではいますが、やはり安全面で気を使うことはかなり多いです。
自分がけがをする可能性もありますし、多摩川はランニングをしている人も多いのでけがをさせてしまうリスクもあります。


さらに、私は日焼けも気になります。(女子か!と突っ込まれそうですが、日焼けは油断できません)
SARISの精度はかなり高いので、走行距離やパワーなどを逐一チェックしなが海外のローディーたちと
走るのは楽しいものです。
数値を見ながら自分の力が少しずつアップしていることを確認できるのもよいです

そういうわけで、すっかりオンラインサイクリストです。
もちろん、外で乗るのも楽しいですし、そろそろ梅雨の時期でもありますからね。
外と中と日に応じてロードバイクを楽しむのもよいかもしれません。

とりあえずしばらくはオンラインサイクルを楽しみたいです。
そしてもっというと、早くコロナが収束して、トライアスロンにしても、感染症を気にせず楽しめるようになる日を願いたいですね。

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