近く、魅力あふれる台北街歩き。
旅を振り返るシリーズ。今回は2018年台北であります。
台北にくるのは今回は2度目ですが、前回は九份やら繁華街を中心に散策をしたので、今回は少し旅の方向性を変えて。
歴史ある場所や眺めのよい所へ行ってみることに。
台北の歴史を感じる場所3選
・中正紀念堂
まずはこちら。
中正紀念堂です。
蒋介石の功績をたたえ造られた公園であり、蒋介石像も安置されている場所となります。
遠くから見るとわかりにくいかもしれませんが、相当大きな建物です。
八角形の屋根も特徴的ですね。
今回は運がよく、たまたま衛兵の交代式を見ることができました。
ちなみに衛兵は身長制限があり170cm以上でないとなることができないそうです。
みんな姿勢よく、きびきび動いていきます。
カッコいいですね。
ちょうどこの日は雨がありで、雲の隙間から差し込む光が辺りをきれいに照らしていました。
同じ風景でも環境が違うとよりよく映えて見える気がします。
・龍山寺
続いて、2つめ。
龍山寺です。
1738年に建てられた台北最古の寺院であります。
台北では有名なパワースポットなんですね。
夜でもきれいなお寺です。
現地の人が慣れた様子でお参りしております。
ちなみにお寺の入口は正面右側で、左足から入るのがマナーです。
日本の神社もそうですが、こうした場にはこういう細かなしきたりがあるものです。
私は完全に観光客としてきょろきょろしていただけすが。
ところでこの龍山寺近くの公園にはこうしたおじさん達の謎の集まりがいくつかありました。
日本では見ない光景ですね。
何かのサークルなのでしょうか。
若者が集まるのではなく、こうしたおじさんが集まっているのは新鮮ですね。
それと、こちら。
大規模な占い館街もありました。
占い好きの日本人向けに日本語対応をしているところも少なくありません。
ただブームが去ったからなのか、時間的な問題かはわかりませんが、閑散としておりました。
・西門紅楼
最後です。。
台北の繁華街西門にある赤レンガの建物、西門紅楼です。
こちらは日本統治時代に建設された台湾初の公設市場であったところです。
中は冷蔵施設があり、食材の長期保存が可能な環境が整っていたそうです。
現在の中は資料館になっていて、当日の歴史を知ることができます。
ここは台北の繁華街のど真ん中。
大変賑やかなエリアにこんな歴史的な建物が残っているんですね。
とことで台北の繁華街について。
行ったことある方はおわかりだと思いますが、もう日本と同じですね。
写真を見ると渋谷なのか難波なのかわかりません。
でも、こういうところが観光にしやすさにもつながっているのかもしれません。
人種も同じですしね。
ところで、街を歩いると高校にこんな垂れ幕が。
大学進学実績を示したものでしょうか。
日本でも予備校とかではよくありますよね。
台北でも日本と同じように進学実績をPRすることが行われているんですね。
受験生の方、頑張ってください!
台北グルメ
さて、台北は街歩き観光も楽しいですが、グルメは欠かせませんね。
今回は1泊2日ですので、食べる機会は限られていました。
店選びはとても重要なわけです。
まずはグルメの聖地、士林市場へ向かいます。
士林市場は台北に数ある夜市の中でも最大規模の夜市です。
駅から近いのもよいですね。
この夜市のよいところは、地下にもお店が広がっていることでしょう。
雨でも大丈夫です。
そして、地下だけでも十分なくらいお店があります。
それにしても賑やかですね。
今宵の相棒はこのビールと海老、カニ、小籠包。
日本の半額くらいの価格ですが、味は結構おいしい。
どこの店も同じようなものが売っているので空いているところに入店するので十分な気がします。
また、西門にある火鍋も食べてみました。
観光客ゼロ。
英語も日本語も通じたないローカルなお店でした。
凍ったお肉が出てきたりと、味がすごくおいしいというわけでないのですが、現地の雰囲気を存分に
感じることができましたね。
ところで台湾のグルメの代表選手、デザート部門で忘れてはならない存在。
はい、かき氷ですね。
ベタではありますが、いただきました。
マンゴーかき氷。
うん、普通に美味しいです。
ご馳走様でした。
ベタといえば、牛肉麺は台北では王道なメニューですね。
今回も永康街で人気のお店、永康刀削麺に行ってきました。
う~ん。
私は苦手でした。
どう表現すればよいのか、独特の香辛料の香りがちょっと苦手です。
やはりラーメンの方がよいです。
ところで、ラーメンは台北でも人気なのです。
この行列。
こちらは一蘭です。
台北101付近の一蘭は土日ということもあるのか大混雑です。
さすが一蘭。
大混雑といえば、小籠包の名店、鼎泰豊。
はい、とんでもない行列です。
もう観光地ですからね、ここは。
ただ、台北の鼎泰豊は以前に一度食べたことがあるのですが、私としては、そこまで並ぶほど美味しいか?
と言われると、そうでもない気がしています。
もちろん、美味しいですし、種類が豊富なのはよいですが。
ここまで待ってまで、食べるか、と言われると、なんとも言えないところ。
他の店に行ってしまいますね。
それだけ、他にも美味しい店があるということです。
ちなみに現地のタクシーも鼎泰豊よりも別のお店を薦めてしておりました。
しかし、世界10大レストランにも選出されていますし、ここまで有名になるとやはり行きたくなってしまいますね。
穴場スポット?台北の絶景を見ることができる象山
最後に、絶景スポットをご紹介いたします。
私、今回の旅では象山駅近くのホテルに宿泊をしておりました。
この周辺で何かないかと調べていたら、その名も象山という小さな山に上ったところから見る台北の景色が素晴らしいという情報を見つけました。
早速、行ってみることに。
その前に、まずはこちら。
台北101です。
現在は近くに高層ビルが建設中ですが、今も台北のシンボルですね。近くでみるのもよいですが、
象山に登ると、この109を、ではなく101を遠くから見ることができます。
ところで、この象山駅ですが、特に周辺に観光するようなところはありません。
ただ、比較的新しそうできれいなマンション群があり、街自体もきれいに整備されていました。
高級車もばんばん走っているところをみると富裕層が住んでいるエリアなのかもしれません。
さてさて、象山に向かう途中に発見したバスケをしているおじさんたち。
ちなみに、このときまだ早朝の7時台です。
朝トレですかね。
元気です。
お疲れ様です。
象山はガイドブックなどでも情報がありませんでした。
しかし、こんな感じで看板があちこちあります。
迷わず到着することができますね。
階段ですか。
それではいきましょう!
他にも上っている人がいますね。
頑張ってください。
私はまだ平気です。
これが全体図。
全長1500mほど。50分くらいかかるということです。
意外と傾斜があるところもあるので少し足にきいてきます。
途中、はげましの看板が。
英語や日本語でもがんばれ!と書いてあります。
ありがとう。
元気がでますね。
途中はこんなオブジェも。
飽きずに登ることができます。
中間地点からの眺めです。
もう十分によい景色です。
101もこの角度から見た方が全体が見れていいですね。
付近のビルにはなぜかプールもあり、そっちの方が気になってしまいましたが。
住居になっているのでしょうか。
だとしたら、やはり富裕層ですね。
ちなみに、象山にはいくつかのルートがあるようでした。
とりあえずは頂上を目指します。
なぜか大きな岩が。
どうやって運んだん!?
ついに、到着!
絶景…
市街地が一望できます。
101に登ってしまうと101自体を見ることができませんからね。
ここからだと101を含め街全体を見ることができます。
思わず自撮りをしてしまいましたよ。
50分とかいてあったけど30分くらいで到着です。
結構簡単に登ることができるので、この景色がみたければぜひ!
途中、疲れた休むところもありますよ。
地上に降りる頃には出勤の人たちがぞろぞろ。
ちなみに、象山を降りた少し先は普通のマンションが。
先ほどの富裕層たちの住居に比べると一般的というか質素ですね。
最近開発されたエリアなのでしょうか。
こうしたガイドブックにのっていないエリア散策も楽しいですね。
台北は魅力たっぷりですね。
滞在期間に応じていろんな楽しみ方ができる街です。
そして、日本からも近く、親日なところもうれしいです。
何度でもいきたい街ですね。。