今回の旅を振り返るシリーズは2017年ジャカルタの旅です。
ジャカルタはジャワ島にあるインドネシアの首都であります。
1万数千もの島々で構成されるインドネシアですが、バリは観光地としても人気ですが、
ジャカルタにわざわざ行人はあまり多くないかもしれませんね。
ジャカルタとは
2.6億人(2018年時点)という日本の倍の人口のインドネシア。
その首都であるジャカルタも人口1,010万人の巨大都市。
人口が多い国という点では中国やインドがよく知られていますが、インドネシアもかなりの人口を抱える国であります。
その中でも首都であるジャカルタはインドネシアの経済・政治の中心地。
バンコクをはじめ他のアジアの都市と同じく多くの日本人の駐在員の方も住んでいますが、
あまり観光地としては知られていません。
まず、インドネシアの基本情報としておさえておきたい特徴の1つは、イスラム教の国であるということではないでしょうか。
タイやベトナムの街を歩いも、宗教を意識することはあまりありませんね。(タイは仏教色が強めですが)
しかし、ジャカルタの街を歩けばヒジャブを覆った女性を目にすることになり、見た目ですぐにイスラムの国なのだと感じます。
思えば、私にとって初めてのイスラム教の国の訪問でありました。
歴史的な観点からインドネシアを見てみると。
オランダが東インド会社の拠点をおいていた時代もあるためか、今でもその名残を感じるいくつかの建物を目にすることもあります。
そして、かつては日本軍がインドネシアを占領してい時代もありました。
タクシーに注意せよ。
さて、街へのアクセスについて。
ジャカルタの国際空港はスカルノ・ハッタ国際空港。
この名前を聞いたときはデビ夫人を思い出してしまいましたが。
空港から街の中心部まではタクシーでいくのが一般的です。
1時間もかからず到着することでしょう。
タクシーにはいくつか種類があります。
事前情報ではタクシーはブルーバードかシルバーバードしか乗らない方がいいといわれていたので、乗り場へ向かいます。
ちなみに、ブルーバードというのが、最も一般的なタクシーです。
その名のとおり、ボディが青いタクシーで、インドネシアでは安全なタクシーとされています。
私も基本的には移動はブルーバードを使いました。
シルバーバードも同じく安心して乗ることがタクシーです。
車はメルセデスなどの高級車ですので、ブルーバードのハイグレード版ということになります。
ハイグレードといっても都内のタクシーよりはもちろん安価です。
空港に着いたら、ブルーバードかシルバーバードのタクシーを探せばよいのですが、少し大変な目にあいました。
そうです。勧誘の人が次々と話しかけてきます。
それもかなりの人数。
歌舞伎町のキャッチの5倍以上とお考え下さい。
いやもっとかも。
いきなり人気者気分です。
「ブルーバードに乗るから、結構です」と振り切るのですが、勝手にブルーバードらしい?タクシーを手配される始末。
結局は無視するわけですが、結構不機嫌な顔をされます。
かなり荒手なビジネスだ。
そんなわけで少し危険な雰囲気があので、速足で勧誘は完全無視で指定の乗り場へいくことをお勧めします。
心を強く持ち、完全無視で。
かなりの大都市。でも見るとこがあまりない。
街について改めて思います。
でかい街だなぁ、と。
さすがに1,000万人を超える大都市です。
高層ビルがあちこちにあります。
滞在していた日は朝からマラソン大会のようなイベントが実施されておりました。
大通りも歩行者天国になっていたので歩いて散策をしてみました。
うん、確かに巨大な街だ。
しかし・・
面白くない。
イベントを実施しているせいか、人口が多いからなのか、人は多い。
しかし、なんというか華やかさながない。
ついついバンコクとして比較していまいますが、あまり入ってみたいお店も見当たりません。
こちらは、ジャカルタのお金持ち向けのショッピングモールである、グランド・インドネシア・モールです。
日本の店舗もあるようです。
ホテルからここまで、気が付くと約30分以上歩いてきてしまいました。
タクシーが使えないこと、電車が激しく混雑している様子から、徒歩帰宅が確定したこと。
また、激しい暑さのため、ホテルまで戻ることにしました。
ところで、路面電車がこの状況です。
大混雑です。
とても乗れません。
やはり2億人を超える人口の国ですね。
コロナ禍の今では絶対に避けなければいけない状況です。
ジャカルタでのご飯もホテル近くのショッピングモール内にあるフードコートでいただきました。
うん、まぁ普通な味です。
そんなに異国間は感じませんでしたね。
日本で食べるインドネシア料理と同じです。
そういえば、ジャカルタでも魅力的だな、と感じたスポットはこちら。
独立記念塔のモナスです。
遠くから観ても立派な塔ですが、近くでみると、
でかい!
こんなにでかいのかと思う巨大さです。
高さは132メートル。
京都タワーと大体同じ高さです。
ワシントン記念塔のように見えるデザインですが、頂上に何か乗っていますね。
頂上にあるのは炎の形をしたオブジェが付いているのですが、なんと純金製。
重さも50kgというから驚きです。
かなり高価ですね。
今回は時間もない旅でしたのでじっくり観ることができなかったのですが、エレベーターが付いており、展望台まで行けるそうです。
また、博物館もあり、ジャワ原人の頃から、オランダ植民地時代、日本占領下の時代や独立までの歴史をみることができるそうです。
モナスはジャカルタでは有名な観光スポットということもあり、近くには屋台も出ていました。
アジアといえば屋台ですね。
アジアの屋台にはいつも興奮してしまいます。
今回もジャカルタのという都市のネーム入りのTシャツをゲットしました。
街歩きは、あまり見所を感じませんでしたが、このモナスについては一見の価値ありかと思います。
JKT48
今回のジャカルタの旅で最も印象に残ったことはなんだろう。
それはもう、JKT48です。
ジャカルタの旅はJKT48の旅といってもよいです。
私、いはゆるアイドルのライブというのはこれまで見たことがなく、今回初めてでありました。
しかも、予定していたわけではなく、急きょいくことになったためチケットが取れるのかわかりませんでした。
チケットは何とかとることができました。
よかった…
会場はファンでかなり賑わっています。
日本人のファンは見当たりません。
それにしても秋元康すごいなぁ。
ここまで現地の人の心をつかむとは、恐るべし。
で、ライブはというと、、
それはもうかなり盛り上がりました。見たところ満員だったように思います。
メンバーは全員インドネシア人だと思うのですが、顔立ちが日本人ウケしそうな感じでした。
日本でいうところの”かわいい”に当てはまる。
歌はおそらくインドネシア語で全く理解はできませんでしたが、ステージのパフォーマンスはAKB48に通じるものがありました。
それはそうか。
姉妹グループだし。
それにしてもイスラム教の国でこれはすごいよなぁ。
ファンの中には女性もいましたがヒジャブをかぶっておりました。
現地の人から聞いたのですが、宗教に対する考え方には温度差があるそうで、女性がヒジャブで髪を覆うかどうか、個人によって考え方が違っているそうなんです。
そういうものなんですね。
2021年インドネシアという国にアイドルが今後どう根付いていくか楽しみですね。
ところで、JLT48について。
翌日びっくりすることがありました。
なんと翌日、大変身近にメンバーをみることに。
そうです。
昨夜ステージで踊っていたJKT48のメンバーが、翌朝、路上で営業活動をしておりました。
チラシか何かを配っていた模様。
おそらく、まだJKTについてよく知らない男性に対して営業している様子でした。
残念ながら私には配られませんでしたが(笑)
こうした地道な活動もしているんですね。
日本のアイドルのようですね。
頑張れ!応援したくなってしまいました。
今回はかなり短期間の滞在でした。
ジャカルタを観光地と考えると少し物足りない印象は受けますが、アジアの大都市としての人のエネルギー
みたいなのは感じました。
主にJKTからですが(笑)
今後はもっとゆっくり滞在してみたいですね。